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2009年4月23日木曜日

DAOSを使ってみた

8.5の新機能の一つである「DAOS」。最初に聞いたときは、「なんだよ、共有メールの延長じゃないか」と思った人は多いのではないだろうか?
筆者はもちろん、思った!その証拠?に、8.5では共有メールは使えなくなっている。

はい。共有メールをお使いのユーザ様は、8.5以降にバージョンアップする際は、DAOSにする事を検討しましょう!


DAOSについては、グリーン対応が進むIBM Lotus Domino: 新しいLotus Domino Attachment and Object Service に設定方法が出ています。
また、DAOS よくあるご質問 (FAQ)にDAOSについてのFAQ一覧がPDFとして公開されています。
まずは、これらを読んで情報収集をしましょう。


さて、それでは実際に設定してみましょう。
と言いたいのですが、以下の事前準備が必要です。
 ・トランザクションログを有効にすること
 ・共有メールを解除すること(使用している場合)
 ・notes.iniにCREATE_R85_DATABASES=1を追加すること
 ※それぞれの方法については割愛します。

ここからが本題。
1.ドミノディレクトリの設定変更
 ・ドミノディレクトリのサーバ文書を編集する
 ・「DAOS」のタブを選択する
 ・「添付ファイルを DAOS に保存する」を『有効』にする
  この時、トランザクションログが未設定だったり、共有メールが利用で設定されていたりすると、下図の警告ダイアログが表示されます。この場合、それらの設定を正しいものにしましょう。
  
 ・他の項目を設定する。下図はDAOSの設定をした画面です。先に記述したIBMのリンクの説明にある項目名と変わっているので注意してください(和訳するときに、整合性を取りましょうね。IBMさん)
  
 ・サーバ文書を保存します。
 ・DAOSの設定を有効にするために、Lotus Dominoを再起動してください。

2.ノーツDBをDAOSの対象にする
 ・DAOSの対象にしたいノーツDBを決めて、ODSを51にする
  サーバコンソールで以下のように入力すると、ノーツDBのODSが51に変わります。
  load compact xxxx.nsf -c
  ※オプションの「-c」が重要です。これをつけないとODSは51になりません!
 ・ODSを51にしたノーツDBのプロパティを開く
  詳細タブ(一番右のタブ)を開いて、「Lotus Domino Attachment and Object Service を使用」にチェックを入れます。

これで、準備万端です。

後は普通に使っていれば、添付ファイルはノーツDBではなく、DAOSのパスに保存されています。
下図は実際のDAOSのパスにあるファイルの一覧です。



実際に文書を作成してみたところ、
 ・同じファイルを別々の文書に添付したら・・・
  →最初に添付したときにファイルが作成され、2番目のときは作成されない。
 ・複数のDBをDAOSの対象にして、それぞれのDBに同じファイルを添付したら・・・
  →1つめのDBに添付したときは作成されたが、2番目のDBのときは作成されない。
 ・すでに添付してあるファイルを[編集]で開いて、そのまま上書き保存したら・・・
  →別のファイルと認定されるらしく、DAOSのパスにファイルが1つ追加された。
という動作をしました。

また、元々のノーツDBのサイズはどうかというと・・・添付ファイルがないようなサイズになっていました。


とりあえず設定してみるだけなら、このように簡単にできますので、チャレンジしてみてはいかが?

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