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2018年7月9日月曜日

IBM Notes/Domino V10 Beta1を使ってみた(1)

皆さん、こんばんは。
「気長に・・・」と書いたのに、プレッシャーをかけないでほしいです(笑)

さて今回はIBM Notes/Domino V10 ベータ1を実際に使ってみて新機能の紹介をしてみましょう。
といっても、やみくもに使ってもまずわかりません。
今回のベータ版には新機能を紹介してくれているPDFがあります。
その内容に従って、実際にできたのかどうか、どのように見えるのかを確認していきます。

なお、このPDFは52ページもあります。クライアントの新機能についてだけでも、15ページもあるので、全部やっていく余裕はありません。気になったものだけの紹介になりますので、ご了承ください。


1.ワークスペース

前回の記事の最後でも載せましたが、新しいワークスペースは背景画像が設定できます。
ただし、プリファレンスで「3Dワークスペース(英語版では)"Textured Workspace"」にチェックが入っているとそちらが優先されてしまい、背景画像が見えません。使いたい場合はそこのチェックを外しておく必要があります。
Textured Workspaceのチェックを外しておくこと

背景画像は好きなものに変えることもできます。
ワークスペースの何もないところで、マウスの右クリックをするとメニューが表示されるので、[Background][Choose...]メニューを実行すると画像を選択するダイアログが表示されるので、好きな画像を選択して[開く]をクリックします。
背景画像を変更するメニュー

このワークスペースですが、アプリケーションアイコンの見え方が少し悪い(見にくい)ですが、ベータ2で改善されることが分かっています。
どのようになるかはベータ2を待ちましょう(案はPDFに出ていますが、ここでは控えます)。

2.テーマカラー

Notes 8.0からクライアントのテーマを選択することができます。
V10では、このテーマの内容をカスタマイズできるようになりました。といっても、色だけですが・・・
テーマのカスタマイズ
上の図で[Customize Theme...]をクリックすると下図のようなダイアログが表示されるので、好きな個所色を変更しましょう。
変更したらメールDBを開くと変更が反映されているのが分かります。
カスタマイズできる箇所


3.フォントのプレビュー

こちらはリッチテキストの話です。
リッチテキストは当然のことながらフォントの種類やサイズを変更できます。
フォントサイズは何となく想像できると思いますが、種類というのは変更してみないとどういったものになるのかが想像できません。
Notesの場合、プロパティボックスかツールバーで変更するしかなかったのですが、ここでもフォントの種類は表示されますが、どんなデザインのフォントなのかはわかりませんでした。
それがツールバーで変更するときに限っては、フォントのデザインが分かるようになりました。
フォントのデザインが反映されたフォント変更のツールバー

4.メールの転送

今度はメールの転送についてです。
自分に届いたメールを第三者に転送する際、今まではメールが展開された状態で送ることしかできませんでした。
何度もやり取りをしていて、それらの結果をすべて転送しなければならないとなると、展開されたメールを見るのはなかなか骨が折れます。
そこで、メールを展開した状態で転送するのではなく、「eml」ファイル形式にして転送するということができるようになりました。
Notes 8.5.2の時に、メール文書をemlで描きだすことができるようになっていますので、その技術を応用しているのではないかと推測しています(式を覗いてみましたがよくわかりませんでした(笑))。
添付ファイルとして転送
 このアクションを実行すると・・・
emlファイルに変換、添付される

複数のメールを添付する際は、どの順番で読めばいいのか指示してあげると優しいでしょう。

5.メールの送信時間指定

今度はメールの送信時間指定機能です。
これは指定した時間にメールを送信するというものです。
例えば、地球の裏側の人と仕事しているときに、リアルタイムで送ると昼間に送ったつもりが夜中に届いているということになりますが、これを使えば、相手の始業時間ごろを狙って送るということができます(それにより、相手から夜中に返事が来ても知りませんが・・・)。

こちらはそのままでは利用できません。
管理者がポリシーを設定する必要があります。MailPolicy が対象になります。
MailPolicy
この「Allow users to schedule when messages are delivered」という項目にチェックを付けます。この時、「Don't set value」のチェックは外しておかないと有効にならないので気を付けましょう。

うまくポリシーが反映されると、新規メール作成時の「Delivery Options」ダイアログで配信時間を設定することができるようになります。
配信時間を設定してみた

6.メールの送信前チェック

日本のお客様で需要があるといわれていた(実際に私もカスタマイズの相談を受けたことがあります)、メール送信前のチェック機能です。
こちらもMailPolicyで設定する必要があります。
送信前チェックのメールポリシー
設定できるのは、「メールの文書サイズ」「メールに添付できるファイルの最大数」「添付ファイルの最大サイズ」「送信先アドレスの最大数」「許可するインターネットドメイン」です。
今回はe-mailは利用しないので、その他の値を適当に設定してみました。

こちらも正しくポリシーが設定できると、メールの送信時にそれぞれのチェックが入るようになります。
無理やりエラーを起こしてみた

こんな感じでメールの送信ボタンを押すとエラーチェックが入ります。
エラーと警告に分かれていて、黄色の警告は受け入れて設定値を無視することも可能です。
メッセージは英語になっていますが、正式リリース時には日本語に翻訳されていると思います。


2018/07/09追記
5.6.のメールの新機能ですが、ポリシーを変更した後はすぐには反映されません。
設定内容をすぐに反映するには、サーバーコンソールで「tell adminp process mailpolicy」コマンドを実行する必要があります。


まだまだ他にもたくさんあるのですが、長くなりそうなのでここで止めておきます。




いかがでしたか?
まだベータ1なのに、結構な機能強化がされているのではないかと思います。
さらに、ベータ版を使っていて、気に入らないところやおかしなところがあれば、専用のスペースにそれを投稿して改善を促すこともできます。
ベータ版の参加者はせっかくなので、どんどん評価して改善点を出してあげましょう(かくいう自分はアイディアが重複していて、新規が出せていないという・・・)


次ですが・・・
気が向いたら、IBM Domino側の新機能についても触れてみようかと思います。
でも、その前にベータ2がでたら、そっちの話になりますね(笑)




それでは今日はこの辺で・・・



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