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2018年10月14日日曜日

IBM Notes/Domino V10評価報告(1)

皆さん、こんばんは。
鉄は熱いうちに鍛えよ。と言います。私の気持ちも熱いうちにブログを記事にしてしまおう!ということで連投です。

今回は、IBM Notes/Domino V10で気になった機能をいくつか簡単なものをご紹介します。

まずは、デフォルトODSについて。
V10では、デフォルトODSが52になりました。
7.0.xから9.0.xまでは、デフォルトODSは43でした。各バージョンで追加されたODSを利用するには、
CREATE_R8_DATABASES=1
CREATE_R85_DATABASES=1
CREATE_R9_DATABASES=1
CREATE_R10_DATABASES=1
といったパラメータをDominoサーバーのnotes.iniに追加する必要がありましたが、
今後は、これらのパラメータがない場合は、Notes DBのODSは52になります。
notes.iniには何も設定されていない

上図を見てもらうとわかるように、Dominoのnotes.iniには「CREATE_Rxx_DATABASES」のパラメータは設定されていません。
この状態で新規にNotes DBを作成すると、ODSが52になります。
新規のNotes DBのODSは52

ただし、これらのパラメータは無効になったのではありません。
例えば、
CREATE_R8_DATABASES=1
とDominoのnotes.iniに設定します
(サーバーコンソールで set con CREATE_R8_DATABASES=1 と入力すると有効になります)。
この状態で、新規にNotes DBを作成すると、ODSは48になります。
デフォルトODSを48にしてみた

ですので、バージョンアップする際は、これらのパラメータに注意しましょう。
ODSが52にならないな?と思ったら、これらのパラメータが設定されているかもしれません。

では、ODSを53にするにはどうすればよいのでしょうか?
もう、上で答えは書いていますが、
CREATE_R10_DATABSES=1
のパラメータをDominoのnotes.iniに設定すればよいです。
なお、このパラメータはNotesクライアントにも有効ですので、クライアントでNotes DBを作成することがある人はNotesのnotes.iniにも設定しておきましょう。

ちなみに、これらのCREATE_Rxx_DATABASES=1が複数設定されている場合はどうなるのでしょうか?
一番ODSが大きいものが優先されます。
つまり、
CREATE_R10_DATABSES=1
が設定されていれば、他にCREATE_R85_DATABSES=1やCREATE_R9_DATABSES=1
が設定されていても、ODSは53になります。
notes.iniの中の順番は関係ありません。


続いて、恒例のビューアイコン
皆さんが改善して欲しい機能の一つではないかと思いますが、どうなったでしょうか?
Notesクライアントで見たビューアイコン

Notesクライアントで見た場合、9.0.xと変わりはありません。ベータ版でも同じだったので期待はしていませんでしたが・・・
ところで、Web画面でもビューアイコンって表示されますよね?
では、このNotes DBをWebブラウザで表示した場合はどうなるのでしょうか?
Webブラウザで見たビューアイコン

はい・・・213番のアイコンがありませんね?
バグじゃね?IBMさん、直してね(笑)

時に、IBM Notes/Dominoに新機能を追加してほしいとか改善して欲しい機能がある場合、
https://domino.ideas.aha.io/
こちらに投稿することで、望みが叶えられるかもしれません。是非投稿しましょう(ただし、英語で・・・)。


続いては、プリファレンスについて。
こちらは一般のユーザーさんにはほとんど関係ありません。
私が参加しているノーツコンソーシアムの「ザ・ノーツ研究会」ではIBM Notes/Domino V10 ベータ版の評価を行いました。
先日行われたNotes Domino Day 2018 Autumnでも評価報告会という形でセッションがあったので、ご存じの方も多いかと思います。
この実証評価の中で遭遇した話です。

通常、新規にNotes DBを作成する場合、[File][Application][New]というメニューで行いますが、メニューを何度もクリックしないと行けないので、Ctrl+Nというショートカットキーを使います。
このショートカットキーが私のNotesクライアントだけ使えない!?ということが発生しました。
講師の方は、「普通に動きますけど?」という形で、他の人も問題ないとのこと・・・
インストールの方法でも誤ったのかな?と思いつつ、心の中では納得していませんでした。
この現象が、V10でも発生したのです。
しかも、Notesクライアントのインストール/セットアップ直後は、Ctrl+Nで新規にNotes DBを作成できていたのに、クライアントを再起動したら作成できなくなりました。

前置きが長くなりました。
つまりはこういうことです。

初期値はCtrl+Nで新規にNotes DBを作成するショートカットキーが有効になっている
Ctrl+Nのショートカットキーが有効になっている

プリファレンスの「Enable alternate keyboard shortcuts ( for example, CTRL+R=Reply)」にチェックをつけて保存すると、
プリファレンスを変更する

Ctrl+Nのショートカットキーが無効になり、新規にNotes DBを作成できなくなる!
Ctrl+Nのショートカットキーが無効になっている

ということです。
[File][Application][New]メニューをクリックすることで新規にNotes DBを作成できますが、ショートカットキーが無効なのは地味につらいので、外しておきましょう。

なお、このパラメータはIBM Notes 9.0.xで追加されましたが、9.0.xではチェックをつけても、Ctrl+Nが無効になることはありませんでした。
なんで!?


他にも多くの新機能が用意されています。
これらについては、ヘルプに解説が出ていますので、そちらを参考にしてください。
ヘルプは、従来のNotes DBでもよいですし、新しいWebページスタイルのヘルプでもよいです。
どちらにも「What new in IBM Notes 10?」という項目で記載されています。

Notes DBタイプのヘルプにあるWhat New

これらの内容については、機会があれば書いていくかもしれません。
まずは、ご自分の目で確認してみてください。




それでは今日はこの辺で・・・






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