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さて、今回は、NotesDocumentクラスのGetItemValueメソッドを使用する際の注意点についてです。
何を今更・・・という感じではありますが、再確認してみましょう。
GetItemValueメソッドは、指定した文書のアイテム値を取得するものです。
この時、アイテムは「テキスト」だったり「数値」だったりするため、Variant型で戻されます。
また、アイテムは複数値の場合もあるため、配列として返ってきます。
これを複数値として認識するのではなく、単なる文字列として扱いたい場合は、NotesItemクラスのTextプロパティを使うと良いです。
サンプルは、GetItemValueとTextの違いを比較するためのものです。
textListFというアイテム(フィールド値)には複数の値が格納されているものとします。
Sub Click(Source As Button) Dim uiws As New NotesUIWorkspace Dim uidoc As NotesUIDocument Dim udoc As NotesDocument Dim item As NotesItem Set uidoc = uiws.CurrentDocument Set udoc = uidoc.Document Set item = udoc.GetFirstItem( "textListF" ) MsgBox _ "GetItemValue(0)の値" & Chr$(9) & udoc.textListF(0) & Chr$(10) _ "Text の値" & Chr$(9) & item.Text, _ MB_OK + MB_ICONINFORMATION, "各プロパティの違い" End Sub
下図が実行結果です。GetItemValue(0)は、当然最初の一つしか出力していません。
ということで、GetItemValueを使う場合は、そのアイテムが複数値を持っているかどうかを確認するようにしましょう。
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