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IDボールトによる文書の暗号化(3)・・・XPagesで文書を暗号化する

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皆さん、こんにちは。

今日で3月も終わり。明日からは2017年度になるという企業も多いことでしょう。
私も明日から社会人28年目になります。
これだけの年数、働いてきているので、もう少し大人っぽい発言や文章の書き方はできないものかなぁ?とも思うのですが、如何せん、そういうことが嫌いなので、このままのスタイルでやっていこうという所存です。


さて、今日も前回の予告通り、IBM Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack8 の新機能であるXPagesでの文書の暗号化について書いていきます。

前回までの記事のリンクはこちらです。
IDボールトによる文書の暗号化(1)・・・LotusScriptでIDボールトの情報を取得する
IDボールトによる文書の暗号化(2)・・・XPagesで文書の暗号化/復号化を行う条件


今日はいよいよ、XPagesで文書の暗号化を行う方法について具体的に書いていきます。
サンプルコードも出していきますので必見ですよ!


1.XPagesの暗号化の仕様 まず、XPagesでの文書暗号化の仕様について確認しましょう。

IBM Knowledge Center内にあるencrypt(NotesDocument - Javascript)のヘルプ
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSVRGU_9.0.1/reference/r_domino_Document_encrypt.html

によると、XPagesでの文書の暗号化の手順は以下のようになります。


IDVault オブジェクトを取り出します。getUserIDFile メソッドを使用して、IDVault から特定ユーザーの UserID オブジェクトを取り出します。getEncryptionKeys メソッドを使用して、UserID とともに使用可能な秘密鍵の名前のリストを取得します。setEncryptionKeys メソッドを使用して、文書の暗号化に使用する鍵を指定します。setEncryptionKeys とともに encrypt メソッドを使用して、指定の暗号キーセットで文書を暗号化します。

2.サンプルプログラム 次に、実際のサンプルコードを見ていきましょう。

上記をコード化したものが以下のサンプルです。

// 文書にセッ…

IDボールトによる文書の暗号化(2)・・・XPagesで文書の暗号化/復号化を行う条件

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皆さん、こんにちは。

3月も終わりだというのに東京は寒いです・・・
桜は咲いたというのになんでしょうね、この寒さは。
早く暖かくなってほしいものです。


さて、今日は前回の予告通り、「XPagesで文書を暗号化/復号化するにあたっての条件」について書いていこうと思います。



1.Notes/Dominoのバージョン 当然ではありますが、IBM Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack 8が導入されている必要があります。
XPinC(XPagesをNotesクライアント上で動かす)を使わない場合は、IBM Dominoだけバージョンアップしておけばよいです。

ただし、Notes DBをカスタマイズする必要があるため、IBM Domino Designerは9.0.1 Feature Pack 8を導入しておく必要があります。

2.機能 IBM Domino 8.5で追加された新機能であるIDボールトを導入する必要があります。
IDボールトの設定方法は当ブログでも紹介していますので、そちらを参考にして導入してください。

IDボールトの設定方法

ユーザIDがこのIDボールトに登録されている必要があります。
したがって、Web専用ユーザという形で、ドミノディレクトリに直接ユーザ文書を作成したようなユーザでは、XPagesでの暗号化/復号化は行えないということを意味しています。

3.セキュリティ ドミノディレクトリのサーバ文書内の「制限なしで署名または実行」にXPagesアプリを署名したユーザが含まれている必要があります。
これは、1.で説明したDomino DesignerでNotes DBをカスタマイズするユーザのことを指します。
今までXPagesアプリケーションを作成したことがある方ならば、当たり前のことではありますが、初めて作成する場合は忘れがちなので注意しましょう。

4. XPagesアプリケーションの設定 XPagesで暗号化/復号化をするにあたって、アプリケーションに設定を行う必要があります。
XSPプロパティの中に「Enable document encryption for this application」というチェックボックスがあるので、そこにチェックをつけます(もう項目が英語になっているのは気にしません・・・)。
ソースタブに直接記述…

IDボールトによる文書の暗号化(1)・・・LotusScriptでIDボールトの情報を取得する

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皆さん、こんにちは。

今週で3月も終わりです。
というか、本ブログはなんとまぁ、10年目に突入してました!\(^o^)/
現時点で540本の記事(これが541本目)を書いていました。平均すると、1週間に1本程度です。
でも、最初から1週間に1本のペースで書いていたらきっと続いていないと思います。
好きな時(書ける時、書こうと思った時)に書いてきたからこそ、ここまで続いたのかな?という感じです。
これからもテキトーに書き続けようと思いますので、ご愛顧ください。


さて、今日もIBM Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack 8のお話です。

新機能のうちの一つに「XPagesでの文書の暗号化」というものがあります。

今回のFPの中では、かなりのボリュームを占めているのではないでしょうか?
これは調べないわけにはいかないです。
と言っていますが、・・・実は、この機能は私自身は2年もの間、待ち焦がれていたものです(笑)

ですので、これから何度かに分けて、この暗号化についての記事を書いていこうと思います。

おさらいとして、以下の記事を読んでおいていただくと、わかりやすいでしょう。

フィールドの暗号化(1)・・・暗号キーを作成する
フィールドの暗号化(2)・・・暗号キーをマージする
フィールドの暗号化(3)・・・文書のフィールドを手動で暗号化する
フィールドの暗号化(4)・・・特殊フィールドを使って文書のフィールドを暗号化する
フィールドの暗号化(5)・・・LotusScriptを使って文書のフィールドを暗号化する


では、1回目の今日は、LotusScriptで文書の暗号化を実現してみようかと思います。

え?XPagesじゃないの?とお思いでしょうが、LotusScriptにも機能強化の余波が来ているので、先に紹介しておきましょうということです。

LotusScriptで文書の暗号化を行うこと自体は、上の記事でも紹介しています。
今回は、何を行うのかというと、タイトルにあるように
IDボールトの情報を取得してこようというものです。
というのも、暗号キーの一覧を取得する方法が用意されていなかったのです(少なくとも私は知らないです)。

[ファイル][セキュリティ][ユーザーセキュリティ]メニューで自分のユーザIDの情報を画面上に表示させて、さらに自分が保有する暗号キーの…

Domino Designer 9.0.1 FP8の設定強化内容について

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皆さん、こんにちは。
IBM Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack8がリリースされて2週間ちょっと過ぎましたが、もう導入はされたでしょうか?


新機能の内容については「IBM Knowledge Center」内にドキュメントが公開されていますので、そちらをご覧いただくのがよいでしょう。
念のため、ダイレクトリンクを書いておきますので忘れたときの参照用としておいてください。

IBM Notes 9.0.1 フィーチャーパック 8 の新機能
IBM Domino 9.0.1 Social Edition フィーチャーパック 8 の新機能
IBM Domino Designer 9.0.1 フィーチャーパック 8 の新機能


さて、今日はDomino Designerの新機能について紹介します。
といっても、IBM Connect 2017で行われたセッションの中で説明があったものだけです。
「A Deep Dive into the Feature Pack Pipeline for Domino App Dev」というセッションを聴いた方やその資料をすでにご覧になったという方には面白くもなんともありませんので悪しからず(笑)

では見ていきましょう。

1.XPageエディタを開いたときのタブ選択 XPageやカスタムコントロールを作成/編集する際、「設計」タブではなく、「ソース」タブで行う人も少なくないと思います(私は普段は設計タブで、必要に応じてソースタブで編集をします)。
今までは、設計タブが開いて、いちいちソースタブに切り替えていたかと思います。
しかし、Domino Designerのプリファレンス画面に「When the editor opens」という項目が追加されました(英語名なのはどうなの?)。

デフォルト値は「常に設計タブを開く」になっていますが、ここを「常にソースタブを開く」(Always open Source tab)にして保存すると、次からはソースタブが開かれるようになります。
細かい修正ではありますが、毎日のようにXPagesアプリケーションを作成している人にとってはストレスの軽減及び作業効率の向上につながるのではないでしょうか?

2.コントロールの並び順を変更 次は、コントロールビューに表示されているコントロールの並び順…

Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack 8をインストールしてみました

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皆さん、こんにちは。
春が近づき(暦の上ではもう春?)、花粉が目にしみて痛いです。
でもお花見はしたいですね。

さて、IBM Connect 2017でも告知されていたIBM Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack 8がついにリリースされました!!!
長かった・・・
IBM Connect 2017での発表からすればすぐじゃないか!と思われそうですが、
今回のリリースの一部の機能については約2年待っていたのです(笑)
長いですよねぇ。

こちらの内容については、検証ができたらブログ記事にまとめようと思います。

今日は、単純にNotes/Dominoのバージョンアップ手順についてまとめます。


まずは、Notesクライアントから。
Feature Packそのものは、IBMのFix Centralというサイト
https://www-945.ibm.com/support/fixcentral
からダウンロードできました(要IBM ID)。

私は普段、Notes 9.0.1のスタンダード版を利用しているので、「Notes_901FP8_Standard_W32」を選択してダウンロードしました。

ファイル名は「notes901FP8_win.exe」です。
これを実行するだけです。
もちろん、実行前にNotesクライアントは終了しておきます。念のために、関連サービス(IBM Notes Single Logon、IBM Notes Diagnostics等)も終了しておいた方がよいでしょう。

インストーラを起動したら、画面の指示に従うだけです。英語表記ですが、悩むような場所はありません。ひたすら「Next」をクリックしていればOKです。

インストールが完了して、Notesクライアントを起動すればOKです。
バージョン情報画面にも9.0.1 FP8と表示されています。

ただ、Notesクライアントの画面を見ても何が変わったのかはわかりません(当たり前といえばそうなんですが・・・)。
何が変わったのかについてもおいおい調べていこうと思います。



つぎにDominoサーバ。
こちらはWindowsの64bit版をつかっているので、「DominoServer_901FP8_W64」を選択してダウンロードしました。
ファイル名は「domino901FP8_w64…