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文書サマリーデータの上限を 16 MB に増やしてみた

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皆さん、こんにちは。

昨日、桜の花が見ごろ~と書いたのに、あいにくの雨です。
これで桜の花が散ってしまわなければいいのですが・・・





さて、今日は、IBM Domino 9.0.1 Feature Pack 8から実現可能になった「文書サマリーデータの上限を 16 MB に増やす」に焦点を当ててみましょう。

元の記事は、こちらです。
IBM Domino 9.0.1 Social Edition フィーチャーパック 8 の新機能
文書サマリーデータの上限を 16 MB に増やす


9.0.1 FP7までは、1文書あたりのサマリデータサイズが64KBまでとされていました。
サマリデータとは、テキストフィールド、数値フィールド、日時フィールドで設定された文書アイテムのことを指します。
リッチテキストはサマリデータに含まれないため、除外して考えます。
また、表示用の計算結果フィールドは、サマリデータとして認識されるものの、文書のアイテムとして保存されることはないため、この上限値の計算式からは除外してもよさそうです。

文書アイテムがサマリデータかそうでないかを簡単に確かめる方法として、文書のプロパティを見ることが挙げられます。
文書を開かずにビュー上で、文書のプロパティを開きます。
左から2番目のタブを見ると、文書の各アイテムの情報が表示されます。
そのうち、どれか1つのアイテムを選択します。
すると、右側にそのアイテムの情報が表示されます。
この中に、「フィールドフラグ」という項目があります。そこに、"SUMMARY"と書いてあれば、そのアイテムはサマリデータということになります。


余談ですが、ここのフィールドフラグを見ると、そのアイテムがユーザ名の場合、どんな種類なのかが分かるようになっています。
読者フィールドの場合、"READ-ACCESS NAMES "
作成者フィールドの場合、"READ/WRITE-ACCESS NAMES "
名前フィールドの場合、"NAMES"
です。
読者権限を設定したはずなのに誰でも見えるな、なんでだ?
といった時に、このフィールドフラグで確認できます。


本題に戻りましょう。
このサマリデータが文書全体で64KBまでとなっていました。
さらにいうと、1アイテムあたり…

Notes クライアント 9.0.1 FP8の強化内容について

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皆さん、こんにちは。
ここ数日は暖かかったので、桜の花も見ごろを迎えたようですね。
皆さんは、お花見には繰り出したのでしょうか?
残念ながら私は、行ってません。大勢の人がいるところに行くのが嫌なのです(笑)
静かに花を眺めるのが好きなのです。

閑話休題。


今日はNotesクライアントに関係する話です。
当ブログでもすでに紹介しているように9.0.1 FP8の新機能は、
IBM Notes フィーチャーパック 8 の新機能
に書いてあります。

この中の説明を少し細かく見ていきましょう。


1.インターネット形式の名前の表示 説明によると、宛先入力の時にノーツユーザ名ではなく、インターネットアドレスが表示されますよ。
とのことですが・・・
よくわかりませんでした。
宛先の設定なので、「宛先の選択」ダイアログに表示されるのがインターネットアドレスになるのかな?と思って、見たのですが、一向に変わらない。ノーツユーザ名のまま・・・


どういうことだよ!と一人でイライラしていたのですが、落ち着いて説明文をよく読み返しました。
すると、「ユーザーの入力に応じた名前とアドレスのリストが表示されます。」(抜粋)と書いてあるじゃないですか。
入力に応じた」?ダイアログでは入力してないよな、確かに。

ということで、直接宛先欄に入力してみました。
すると・・・
リストが表示されるじゃないですか!
これだ!
ということで、説明にあるように、[ファイル][設定](プリファレンスじゃないよ!)メニューから「設定」ダイアログを表示して、「メール」タブの中にある「表示名にインターネットアドレスを使用する」にチェックを付けます。

ちなみに、この画面は、メールDBを開いて、アクションメニューの[オプション][プリファレンス]でも開くことができます。

改めて、メールの宛先欄に直接値を入力してみたところ・・・
見事にリストがインターネットアドレス表示になりました!

ここまで書いてなんですが、日本での需要ってあるのかな?
不思議な機能です。

なお、上記の新機能の説明サイトでは一切説明がありませんが、これにはもう一つの機能が隠されています。
この機能を使用すると、送信済み/受信メールの宛先欄がノーツユーザ名からインターネットアドレスに切り替わります。

まずは、設定変更前の画面です。
確かにノーツユーザ名が表示されて…

IDボールトによる文書の暗号化(4)・・・XPagesで文書を復号化する

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皆さん、こんにちは。
ついに4月です。つまり1年の四分の一が終了したことになります。
ダラダラと過ごしていると一年があっという間に終わってしまいそうなので、 気を取り直していきましょう。


さて、今日もXPagesでの文書の暗号化/復号化についてです。
まさか、3月中に終わらせることができずに4月まで引っ張ることになるとは思っていませんでした。
ですが、今回でXPagesでの暗号化/復号化については完結となります。


前回までの記事はこちらです。

IDボールトによる文書の暗号化(1)・・・LotusScriptでIDボールトの情報を取得する
IDボールトによる文書の暗号化(2)・・・XPagesで文書の暗号化/復号化を行う条件
IDボールトによる文書の暗号化(3)・・・XPagesで文書を暗号化する


第4回目となる今日は、XPagesでの文書の復号化についてです。

Notesクライアントの場合はユーザIDの利用が必須になっており、Notesクライアントが自動で処理をしてくれるので、復号化の実装を行う必要がありません。
この辺りは専用クライアントを利用するメリットになりますね。

ただ、難点としてはエラーメッセージがステータスバーにしか表示されないということです。

ステータスバーは簡易ログになっているので、何かイベントが発生すればその都度メッセージが表示されるため、復号化のエラーに気が付かないこともあります。
また、復号化のエラーメッセージは毎回同じであるため、どの文書を開いたときに発生したのかが分かりにくいというところもあります。
このメッセージを@関数やLotusScriptで制御できればいいのですが、できそうにないのですよね。
せっかくなので、改善してほしいものです。


では、XPagesの場合はどうでしょうか?
公式ドキュメントに
XPage を使用した Domino での文書の暗号化と暗号化解除
というものがありますが、復号化については一切書かれていません・・・

実は復元についての方法は、この連載記事の中ですでに書いてあるのです。

1つ目は、アプリケーションの設定です。
Notes DBの「Xspプロパティ」に
xsp.domino.document.encryption=true
を追記します(すでにこの行があり、値がfalseになっている場合はtrueに変更します)。