ExcelファイルからVoltアプリケーションを作成するときの注意事項2

皆さん、こんにちは。

もうすぐDomino Voltの新バージョンがリリースされますね。
その日のために、色々と検証しています。新機能だけでなく、どこが改善されたのか?なども気になりますからね。それには現行のバージョンで何がどこまでできるのか?を把握しておくことは大事です。

ということで今日は前回の続きで、ExcelファイルからVoltアプリケーションを作成するときの注意事項についての続報です。
前回は、データ形式について書きました。

今回は、データ件数について見ていきます。
Domino Voltのヘルプによると、データのインポートは1,000件までと書いてあります。

Excelのインポートによるアプリケーションの作成時については触れていませんでしたが、おそらく同じでしょう。
そこで実際にはどうなのか?ということで以下のようなExcelファイルを用意しました。

1000行のExcelデータ
1000行のExcelデータ

1001行となっていますが、ExcelファイルをインポートしてVoltアプリケーションを作成する場合、1行目はヘッダー行となるため、実際のデータは1,000件となります。

このファイルを使ってVoltアプリケーションを作成してみましょう。
Excelファイルを選択
Excelファイルを選択

Excelファイルを選択する画面では、エラーは出ませんでした。
[次へ]をクリックして、データのタイプを確認します。
データのタイプを確認
データのタイプを確認

なぜか「商品名」が一つ選択になっています。
データが同じものが複数あるとこのようになるようです。「一つ選択」の場合、ラジオボタンとして登録されてしまうので、候補が多い場合は別のものに直した方が良いでしょう。
「単一行エントリー」もしくは「ドロップダウン」にするのが妥当です。

[次へ]をクリックして、アプリケーション名やテーマを決める画面になります。
「アプリケーション名」は日本語のExcelファイルの場合、文字化けすることがありますので、その場合は直しましょう(ここも修正されると良いですね。修正されていなければフィードバックしないと・・・)。

[次へ]をクリックして実際にデータをインポートしながらVoltアプリケーションを作成します。

アプリケーションの作成に成功
アプリケーションの作成に成功

無事に作成できました。
さて、本当に1,000件のデータがインポートされているのかについても確認しましょう。
[データの表示]リンクをクリックしてビューを表示します。

1件目から表示されるので、991-1,000件目までビューページを切り替えてみました。
データの表示
データの表示

確かにデータは1,000件までインポートされていました。
でもね・・・このビューひどいですよね。
次のページにしても、URLは同じまま(ビューだけが部分更新されている)なのは、まぁ良いとしても、ページの切り替えが「前へ」と「次へ」だけなんですね。
「最初のページへ」や「最後のページへ」とかは用意してほしかった・・・
それと1行あたりの表示件数を切り替えられるのですが、変更すると1ページ目に戻ってしまうと言う・・・
ここも改善されることに期待しましょう。改善されてなければフィードバック・・・

気を取り直して、1,000件を超える場合について確認します。
限界テストなので1,001件のExcelファイルを作成しました。先ほどのファイルに1行追加しただけですが(笑)
1,001行のExcelファイル
1,001行のExcelファイル

こちらをインポートしてみました。
結果は・・・
さ、作成できちゃいました!?
えー!?
データの表示でビューを見てみると・・・
1,001件表示されてるよ・・・
1,001件表示されてるよ・・・

はい。1,001件表示されてますね。
うーん・・・データのインポートじゃないからいいのか?
では、1,002件だとどうなるでしょう?
やってみました。

インポートエラー
インポートエラー

はい。エラーになりました(笑)
しかも、1,000件までだよ!と。いやいやいや、1,001件インポートできたじゃないですか(笑)
※この後、2,000件のデータも試してみましたが、同じエラーになりました。

では、アプリケーションは作成されなかったのでしょうか?
エラーメッセージからすると、どちらともとれます。

[OK]ボタンをクリックしてアプリケーション一覧画面を見てみると・・・
アプリケーションは作成されていた
アプリケーションは作成されていた

はい、アプリケーションは作成されていました。
肝心のデータ件数は1,001件でした。1,002件目はエラーでインポートされていませんでした。

つまり、アプリケーションを作成・デプロイ後に、データのインポートを行っているのですね。
こうなってくると、最初に説明した「データのインポートは1,000件まで」というのが当てはまります(実際には1,001件だけど・・・)。
 →どう考えても、ループの条件が間違ってるよな・・・


ここでもう一つ実験をしていました。
実は、今までインポートに使用していたExcelファイルは2シートありました。

Domino VoltはExcelファイルをインポートしてアプリケーションを作成する場合、シートが複数あれば、それぞれのシートごとにフォームを作成してくれます。
データもそれぞれのフォームにインポートしてくれるのです。(素晴らしい!)

各アプリケーションのデータを確認したところ、エラーにならなかった(1,000件、1,001件)Excelについては2シート目のフォームにもデータがインポートされていました。
ですが、1,002行のExcelは、2シート目のフォームは作成されていましたが、2シート目のデータはインポートされていませんでした。


ですので、Excelアプリケーションを元にDomino Voltアプリケーションを作成する場合には、シートごとのデータ件数にも気をつけましょう。
というお話でした。


まだまだ気をつけるべき箇所はありそうですが、それはまた次回にとっておきましょう。






それでは今日はこの辺で・・・






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