PDFテンプレートを使って出力しよう

皆さん、こんにちは。

今日もDomino Volt 1.0.1の新機能についてです。
フォーム付きのPDFにデータを投影させて出力するというものです。

今日で新機能の紹介は終了とします。
追加されたJavaScriptの関数など紹介していないものもありますが
Domino Voltはローコード/ノーコードを目指しているものだと考えていますので、JavaScriptなどの言語について紹介するのは趣旨から外れるものと思ってのことです。
Domino Voltで利用できるJavaScriptについて知りたいという方は個別に弊社までご相談ください。

では見ていきましょう。

まずは機能についてです。
HCL Domino Volt の新リリースのご紹介
では、
・PDFドキュメントの統合: 記入可能な PDF テンプレートをアプリに追加して、PDF ドキュメントを作成します。データをキャプチャしてテンプレートにプッシュします。結果の PDF をローカルに保存するか、送信レコードと一緒に保存します。
となっています。

これはどういうことかというと、
Adobe AcrobatなどPDFを編集できるツールで、「フィールドを追加したPDF」にDomino Voltのアプリケーションで入力した値を当てはめて新しいPDFに作成し直す。
というものです。

そのため、PDFを編集できるツールが必要になります。
本家のAdobe Acrobatでもいいですし、その他にもツールが多数出ていますので好きなものを使ってください。

私は業務ではしばらく必要なさそうだったので、無償で体験版が利用できる
PDFの作成・編集ならPDFエレメント | Wondershare PDFelement
というものを利用しました(仮想環境のOSにインストールしたので怪しかったら即削除です)。


まずは入力できるPDFを作成する必要があります。
一から作成するのは面倒なのでWordで下地を作成します。
申請書なら入力箇所がありそうということで申請書の書類をググり、出てきたものを参考にして下図のものを作成しました。
申請書のWordファイル

これをWordの機能でPDFにエクスポートしました。
できあがったPDFをさきほどのPDF編集ツールで開きます。
「フォーム」タブに「フォームの編集」というメニューがあるので、PDFにフィールドを作成していきます。
作成したフィールドとフィールド名は
・申請日(SubmittedDate)
・所属(Department)
・氏名(ApplicationUser)
・日付(StartDate、EndDate)
・事由(Reason)
・備考(Remarks)
です。
配置はこのようにしました。
PDFにフィールドを追加

このPDFを保存します。
これで準備が出来ました。
いよいよ、Domino Voltアプリケーションを作成します。

Domino Voltアプリケーションは普通に作成していきます。
PDFに作成したフィールドを入力できるようにVoltアプリケーションにもフィールドを配置します。
※フィールド名は任意で良いです。

私は以下のように作成しました。
Voltアプリケーションのフォーム

この入力フォームのアプリケーションにPDFの出力機能を追加します。

まず、PDFファイルをリソースとして登録する必要があります。
[設定]タブを開き、[ファイル]を開きます。
[追加]ボタンが表示されるので、作成したPDFファイルを追加します。
PDFを追加する

ファイルまたはURLリンクの追加

なお、ダイアログに表示されているようにPDFはPCもしくはインターネット上から選択できます。

[OK]をクリックするとPDFがDomino Voltアプリケーションにアップロードされます。
PDFがアップロードされた

これでPDFがDomino Voltアプリケーションで利用できるようになりました。
「フォーム」タブに戻り[申請用PDFの作成]ボタンのonClickイベントにサービスの呼び出しを設定します。

「サービス構成」のダイアログが表示されるので、各タブの設定をしていきます。
「1.サービスの選択」では「サービス・カタログからの選択」を選び、「サービス・カタログ」は"入力可能なPDF"を選択します。
すると、その下にアプリケーションで利用できるPDFの一覧が表示されます。
ここには、先ほどリソースとして追加したPDFが表示されているので、選択します。
選択したら[次へ]をクリックします。
サービスの選択

「入力」タブではフォーム上の入力フィールドとPDFのフィールドを関連付けます。
フィールド同士の関連付け

「出力」タブ以降はこのアプリケーションでは必要ありませんので、[OK]をクリックして確定させます。
※「出力」タブで設定する場合、PDFのフィールドに値が設定された新しいPDFを画面上の「添付」と関連付けることで、Domino Voltアプリケーションの文書に添付ファイルとして保存させることができます。


ここまで出来たら、アプリケーションを保存してデプロイします。
デプロイが成功したらアプリケーションを[起動]します。

アプリケーションが起動したら各フィールドにあたいを入力して、[申請用PDFの作成]ボタンをクリックします。
アプリケーションを起動して各フィールドに入力

すると、PDFが出力されてダウンロードされます。
PDFがダウンロードされた

ダウンロードされたPDFを開いて内容を確認してみましょう。
確かにVoltアプリケーションで入力した内容が反映されています。
PDFの確認

どうでしょう?簡単ですよね。
ただし・・・
お気づきの方もいらっしゃるでしょう。一つ大きな問題があります。

そう、日本語データが出力できないのです!
Voltアプリケーションで日本語データを入力してPDF出力をしようとすると、
こんなエラーになります。
日本語データを出力しようとするとエラー・・・
※エラーIDと思われる英数字は毎回異なりますので覚えても意味がありません。

これは早急にフィードバックの必要がありそうです(多分、もうされてると思うけど・・・)。

日付やNotesユーザー名などの英数字であれば何ら問題はないので、しばらくはそういったデータを出力対象にするといった措置が妥当ではないでしょうか?
また、そもそも入力フィールドが用意されているPDFを用意できるのか?
という課題もあります(いずれツールも安価ではないので・・・)。




まとめとしてはこういったオプションもDomino Voltには用意されているんですよ。
ということが分かれば良いのではないでしょうか?








それでは今日はこの辺で・・・



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